*「虹〜Mark of rainbow〜」

 (処女監督作/2012年製作/120分)

ストーリー:ある日、知ってしまった自分の出生の秘密。それは18年前の婦女暴行事件に由来するものだった。本当の両親の真実を求めようとする高校生の桐原美郷。そして起こる因縁めいた殺人事件と母の面影を持つ謎の女性との出逢い。もう交わることのなかった人々の人生が再び交錯した時、ただ一つの真実が明らかになっていく…。

◆予告

・《SKIPシティ国際Dシネマ映画祭 2012》最終審査会23作品選出 

・《日本芸術センター主催 第6回 映像グランプリ》本選出場42作品ノミネート 

 

 

 

*「愁雨」

 (第2作目/2014年製作/110分)

ストーリー:2歳の幼女の失踪事件に隠されたある家族の哀しい秘密。1990年〜2012年〜2035年と3つの時代にまたがり、明らかになっていくその驚愕の真実。嘘を重ね、様々に哀しい秘密を抱えて生きる女達。女として、母として、娘として、また作家として、それぞれに汀(みぎわ)に立つ女性達の姿を通して、人が人を愛し守ることの痛みを哀しさを優しさを問う物語。

◆予告

・《日本芸術センター主催 第6回 映像グランプリ》『ミステリー賞』受賞 

・《あいち国際女性映画祭 2015》長編フィルムコンペティション6作品にノミネート 

・渋谷 UPLINK にてイベント上映(2014年10月)

 

 

 

*「Rainbow connection」

 (第3作目/2015年製作/34分)

ストーリー:夢やぶれ、投げやりに故郷に帰ることを決意した主人公・響(ひびき)。向かった駅で出会う様々な人々。それぞれがそれぞれに痛みや疑問ややりきれなさを抱えた7人が集まった1つの駅での、ささやかでにぎやかな、ある奇跡の物語。

 ◆予告

・《第2回 新人監督映画祭 2015 NDFF》の招聘作品として、中野サンプラザにて上映

 

 

 

*「礎の時〜GINGA〜」

 (第4作目/2016年製作/75分)

ストーリー:俳優として成功をつかんだユキオの元に、ある日突然届く「お前は絶対成功しない!」と書かれた差出人不明の不吉な遺書。そしてもたらされる昔の劇団仲間の突然の訃報。混乱するユキオはなぜか8年前の2007年へとタイムスリップしてしまう。久しぶりの仲間ともう一度経験する劇団合宿。しかし、9人だった筈の劇団員がなぜか12人もいて…?!夢を追い、そして夢を失った、大人のための、リアルで切ない群像劇。

◆予告

・《日本芸術センター主催 第8回 映像グランプリ》一般公開審査作品31作品にノミネート

・《第3回 新人監督映画祭 2016 NDFF》のプレミア招聘作品として、ユナイテッドシネマ・豊洲にて上映